IMオンドリB

型番 14FWIM4
販売価格 2,200円(税込2,376円)

SOLD OUT
5cm×7cm 高さ9cm
北部の町バルセロスはミステリオ兄弟の窯元よりやって来た、
土物のオンドリ(一応笛?)です。


ミステリオ兄弟の仕事ぶりとデモンストレーションの様子はこちらからご覧いただけます。


この夏バルセロスに行った際、粘土細工のアトリエを二つ訪ねました。こちらはミステリオさん(ご兄弟です)のアトリエ。

目的地である彼らのアトリエへの道は入り組んでいて、車の運転ができない私は町の中心からはタクシーで行くよりない場所。

住所の場所に着いて、呼び鈴などない大きな鉄の門を恐る恐る叩く、が返事がない。ニヤニヤ見てる隣の爺さんに聞くも、わからねぇな、という返事。アポイントも取らないできたし、仕方ないや、残念。と諦めかけたところ、タクシーのおっちゃんが門をバンバン叩いて「オー!いないのかー!」と声を張ってくれました。

しばらくして、不機嫌そうに出てきたのが眼鏡のミステリオ氏(兄)、と犬。門は犬が逃げ出すから常に締め切っていて、一人いるお手伝いさんは耳が不自由。で、二人の作業場はと言えば中庭を抜けた反対側なのでした。(そりゃわめかないと聞こえないわ..笑)

日の入る明るい作業場には、以前別のイベントでお会いしたことのあった弟氏がいて、今回始めて兄弟がどんな感じで作業しているのか、実際見ることができました。

雄鶏伝説で有名なここバルセロスは、土人形も盛んな土地で、人形師として著名な作家さん方が同じ町内にたくさん住んでいます。

その中でも私はここを訪れて見たかった。
なぜならこの作家さんの作風、妙にコミカルで、時にシニカルで、一体どんな人がどんな風に作っているのか興味を持っていたのです。(今回在庫がなくて買えませんでしたが、ハリネズミのハリにフルーツが刺さりまくっている人形や、虹色の不思議な四足動物のオブジェなど、なんだか他に見ない楽しいデザインのものが多くあります)

人形作りのデモンストレーションも見せていただいて、はじめ気難しそうだったお兄ちゃんもだんだん乗ってきた、弟もやってきてアレコレと世間話。

とにかく粘土細工は儲からないこと。この仕事を始めたのはお父さんで、自分たちは子供の頃から粘土に親しんできたこと。人形のデザインやコンセプトはすべて彼らのオリジナルだということ。(そこに特に誇りを持っているように感じました。)なぜ私がここにいるかということ。日本のことやポルトガルのことなど。

気がつけば時間が経っていて、あっ、いけないタクシー!様子を見に戻ると、タクシーのおじさんは車から降りて、入り口の木陰で腕組して待っていました。木陰とはいえ炎天下、ここで待たせてはおけないので、おじさんも誘って一緒にアトリエ見学。(しかしおじさん、「えーっぱ!こんなのがこんな高いの!」と、すんごい正直でドキドキした笑)

タクシーのメーターとおじさんの毒舌にハラハラしながら、兄弟にお別れとオーダーの話をしてバタバタと帰路に着きました。

タクシー代は商品代金とほぼ同じまで上がりゲンナリする私、端数切り捨てのお慈悲をいただきました。ちょっと無愛想だけど優しくてイナセな、(GPSがない代わりにケータイで仲間に道聞きまくって行ってくれたりした)白髪交じりの胸毛のうえに十字架が眩しいおっちゃんでした。。何だこの項目タクシーのおっちゃんの思い出で締めか笑。v

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